2020年9月に行く予定だったイギリス交換留学ができなくなり1年が経ちました。

その1年の間でたくさんの心の変化がありました。その悩んだ末、現在私はイギリスのロンドンにいます。今回はこれまでの過程とコロナの中での留学生活についてお話ししたいと思います。

まず、私の2021年の留学が確定したのは今年の7月でした。9月の出発まで渡航許可が出てから2ヶ月ほどしかなかったので心の準備よりも物理的な準備(荷物やビザなど)の方に精一杯でした。とりあえず日が迫ってくるので急いで準備しながら、本当に私は行きたいのか?とまで考えていました。

その理由には今年の6月の時点で学校から渡航判断が降りず一度諦めようと気持ちを固めたからです。そして留学ができなくても他にできることがある。と考え、他の選択肢を探し始めていました。

そんな中で学校から「日本の政府が対応を変えたよ、行けるかもしれない。」という情報が入り、嬉しい気持ちと不安な気持ちが混ざり合っていました。「行くな」と言われば「どうにかしてでも行きたい!」と思いますが、いざ「行っていいよ」と言われると「怖いなぁ大丈夫かなぁ…」なんて思っていました。

今思うと確実に来てよかったなと思っていますけどね。(笑)

そんなこんなで気持ちの整理がつかないまま渡航許可が降り、ドタバタと準備を進めてあっという間に出発の日が来ました。飛行機に乗るまでこれから10ヶ月イギリスに住むんだという実感がありませんでした。

イギリスに着いて今思うことは、行くまでは本当にコロナや一人暮らしの不安で寂しい気持ちが大きかったですが着いてからその思いは吹っ飛び、日本で悩んでいた問題も大したことないなと感じました。行きたくないという思いもコロナで準備することが増えてしまいめんどくさくなっていた自分がいただけで、心のそこではやっぱりイギリスに行きたかったんだなと気づきました。

今コロナ禍でも留学を考えている皆さんに伝えたいこと

「コロナで無駄な手続きが増えたり余計な準備や心配事のせいで行きたいと思っていた留学が嫌になることがあるかもしれません、でもそれを乗り越えれば新しい世界が待っています。着いてからも大変なことがあると思いますがきっと乗り越えられると思います。」

イギリスでのコロナについてですが、私は到着後10日間学校の寮で隔離生活を行なっていて、その間は全てデリバリーでご飯や日用品を頼んでいました。

現地の学校からも隔離が必要な学生のためにオンラインショッピングで使えるクーポンなど、サポートをしてくれたのでとても助かりましたね。周りの環境は、イギリス自体お店やパブなど全面解放されているので特にアジア圏から来ているからといって何か言われることもなくみんな優しく接してくれます。