ドイツ・マンハイム大学

休学するのって、勇気が入りますよね。なぜなら、一年またはそれ以上大学を休むので、友達はそのまま進級し、自分だけ取り残されることになります。

帰国後も授業一人で授業を受講するケースがあると思います。

加えて、年間休学料が20万円(龍谷大学の場合)発生します。確か立命館大学のそれが年間1万円くらいだったので、まじでぼったくりかと、当時思いました。笑 そこまでして休学留学するのってどうなんでしょうか?

結論から言うと、私は休学して良かったと思います。

自分の話になりますが、私は文学部の2回生後期という中途半端な時期に休学し、翌9月にオーストラリアで留学生活を始めました。

文学部でも交換留学やBIE プログラム(龍大独自の留学プログラム)という選択肢があったのですが、自分の行きたい場所にこだわってしまったせいで、私費留学しか選択肢が残っておらず、結果休学となりました。国際学部だと実践プログラム等で単位認定があるので、休学する必要はなさそうですね。やっぱり4年間で卒業できるのは魅力的だなと思います。

また今度書こうと思いますが、休学しなければオーストラリアで経験したことは享受できなかったし、何よりその後の大学生活や自分のキャリアについて見直す良い期間となりました

留学先で撮った写真

確かにリスクはありますが、その決断によって良い経験をしたことで自分に自信が生まれ、それを次の機会 (自分の場合は学部編入など)で生かすことができました。

つまり、限定的な範囲で見ると休学は費用や周りと異なるといった点でリスキーかつデメリットが多いかもしれません。しかし、少し範囲を広げて見ると、それほどでもないような気が個人的にはします。

また、外国に行くとわかるのですが、休学したり、20代もしくはそれ以上で大学で勉強している人はザラにいます。さまざまな要因はありますが、日本は世界的にも大学入学年齢が低いことで知られています。(OECDは平均21.8歳に対し、日本は18.3歳)

なので、みんなと同じ年に卒業しなければならない!とか、自分だけ遅れてて恥ずかしい!という気持ちに加えて、その経験によって後々どのような影響、特にポジティブな影響があるかを見て、総合的に判断するといいのではないかと、私自身は考えています。周りに合わせるよりも、自分で決めたキャリアや道を進むのが理想かなとも思います。

私のケースではそれが後になって好循環のきっかけとなったので、結果的に良かったです。ただ、人によって休学理由や背景などは全く違いますから、その点は考慮していただきたいと考えています。

留学から帰ってきたのは翌年の4月の初め頃なので、頑張れば1学期分の休学で済んだのですが、私の場合後期に休学したので、4月から再開するなら2年の前期からまたやり直さないといけないというややこしいルールがあったので、もう1学期分休学することになりました。(笑)

その間に学部編入やヨーロッパ旅行など経験できたので、そのことに関してはまた書いていきたいと思います。

今は新型コロナウイルスの影響で休学を考えている方も多いと思います。私の時はコロナなんてありませんでしたから、動機も目的も全く違くと思います。

ただ、悪いことばかりではありませんので、悲観的になり過ぎずに考えていただけたらと思います。特に休学留学については、一度、一つの選択肢として検討してみてはどうでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🤗

投稿者

HATAKEYAMATakumi

龍谷大学 国際学部 IC学科 4回生