今回は、留学前に留学先を決めるに当たって私がチェックしたポイントと、留学を終えた今だからこそ思う、これも考えておくべきだったな(少し後悔)と思う点を紹介します!

『留学前にチェックしたポイント』

(教育機関)

✔︎ 勉強したい内容の授業をしている大学か

 「留学の目的は何か」は留学を本当に満足できるものにできるか否かを大きく変える留学中の大切な軸になります。留「学」ですから、何かを学び知識を持ち帰る、ということ。

語学が目的なら語学学校や語学の授業が充実している大学を選んだり、専門で勉強したいことがあるならその授業を多く開講している大学や専門学校を選んだりすることは、充実した留学生活への第一歩になります。当たり前のように思われることですが、留学が昔よりも簡単にできるようになった現在では、意外にもこの部分が抜け落ちてしまっている人は多いように感じます。

✔︎留学生支援が充実しているか、または留学生が多いのか

 これらを確認するには大学や専門学校、語学学校のホームページを見たらわかります。留学生がどのくらい多いのか、また日本人ならばアジアからの留学生の割合などもチェックしておくといいと思います。

留学先で何か個人的なトラブルがあった時などに助けを求めやすいのはやはり近しい文化圏の人間だと、私は思います(留学が始まってすぐの時期だと特にそうです)。

 留学生支援、というのは何も学内での国際イベントやバディ制度などだけでなく、保険や銀行の手続きを手伝ってもらいやすい環境なのかなども含まれます。

✔︎大学の寮はどんな環境か

 これはすでにその教育機関に留学したことがあった先輩などに聞くのが一番ですが、ホームページで英語表記がなされていたりすると(非英語圏の国の場合)、外国人にも優しい寮の可能性が上がります。

また、トイレやシャワー室が共同かどうかなども大きなポイントです。

私はトイレもシャワー室も個人の部屋の中にある寮に運よく入ることができましたが、友達は全て共同で、トイレにいくたび廊下へ出て毎回ドアの戸締りをしなければならないなど、不便そうでした。(学生寮では戸締りは必須!!)

そして、大学にできるだけ近い寮をお勧めします(利便性、治安面でも)

(地域)

✔︎できるだけ治安が良い場所にする

 とは言ったものの、ネット上では治安が良いとされている場所でも実際行ってみるとそうでもなかったりすることは多いです。こればっかりは実際に行っていた先輩に聞くのが良いと思います!

以下聞く場合に判断材料にできる質問を並べておきます。

Q.ゴミやガムを道でよく見かけましたか?

Q.下水道のような嫌な匂いを街中で嗅ぐことは多かったですか?

Q.ホームレスは多いですか?

Q.何かトラブルに巻き込まれたことはありますか、巻き込まれたという話を聞いたことがありますか?

まず、治安の悪い場所は必ずと言っていいほど汚い場所であることが多いです。落書きやガム、タバコ、ゴミなどが多く落ちています。匂いもひどい場合もあります。こういうことを聞くとだいたい治安がどれくらい悪いかがわかると思います。

でも、これで答えが全て治安の良いことを表している場所でも、日中と夜で別世界のような地域もあるので、それについても聞いてみるといいと思います。

まとめると、外国では治安が悪い場所は治安の良いとされている地域の中でも身近にありますし、治安が悪い場所とはどう言った場所なのか、知っておくだけでもためになります。

留学後思うこと

●日本人が少ない場所が良いかどうか、ということについて

巷でよく言われている、「日本人が少ない場所がいい」というのは個人的な意見ではあまり気にしなくて良いと思います。勉強の足を引っ張られたくない、日本語を話したくない、など色々な意見がありますが、それらは全て友達になる相手の日本人のレベルや考え方があなたと合っているか、によります。

日本人が多い少ないということよりも、どんな日本人と友達になるのか自分なりの軸を事前に決めておくことで、留学という限られた時間の中で流されることを防ぐことができます。

そして、上記の理由意外にもそもそも留学に来てまで日本人と友達になりたくない、と言っている人がいます。そんな人に言いたいのが、国籍で友達をえりすぐりするようではせっかく留学に来ていても広い視野を身につけたとは言えない、ということです。

心配しなくても、自分と同じようにその国その地域・大学・専攻を選んだ、という共通点がある仲間とはかなりの確率で良い友人になれることが多いです。

なので、先ほど述べたような、大学が学びたい内容を開講しているかなどには特に集中して考えると結果良い友人に国籍関係なく出会うこともできますし、刺激を受けることもできます。

そして、日本人が多い場所はそれだけ日本人から見て魅力的な場所だとも言えます。治安が良かったり交通機関が整備されていたり、、。自分の軸を持って選択をするべきです。

気候・天候って本当に大事!ということ

これはもしかしたらこの記事で一番伝えたいことかもしれません。

留学先を選ぶ中で、大学での内容などのポイントを上記でつらつら言ってきましたが、中でもこの「気候と天候」については大学での学びの内容の次に優先しても良いレベルで大切なことだと感じています。

私が言いたいのは、とにかく、できるだけ天気の良い日が多い地域を選ぶことをお勧めします。

なぜそんなに大事なのか?

それは、天候が大きく人の気分や考え方に影響するからです!

こうやって文章にすると何か怪しげなスピリチュアル系のように思われるかもしれないので気をつけて書いているのですが(大汗)、私の留学先はフランスの中でも一番北にあり、あっついザ・夏の期間がとても短い地域でした。夏が終わるとほとんどが曇り、または雨、、。そんな灰色の世界の気候でストレスが溜まり、一時期全く家からでないという時期がありました。気候は本当に、多いに人に影響します。ただでさえ留学はストレスが通常より溜まりやすいのに、そこに気候の影響でさらに気分を下げられるのはあまりお勧めしません。

もし私がもう一度フランスに留学することがあれば、今度は明るい太陽がさんさんと降り注ぐカラフルな街に留学したいですね!笑笑 北の雨の街はそれはそれで雰囲気がありましたけども。笑

では、今日はこんなところで終わりにしたいと思います。

皆さんの留学先の選択が良いものになりますように!