留学中は、なるべく日本人と関わらないで、、、日本語を封印して、、、という話はよく耳にします。もちろん語学の上達のためには、なんでも外国語で解決した方がいい気はします。ですが、よく知らない土地での不安を解消してくれたのは、現地でできた日本人の友達でした。

留学初日は飛行機を降りてから学校に行き、寮に入りました。ルームメイトは韓国人とスペイン人だったので当然日本語は話していませんでした。居留証の手続きや履修登録など、自分の外国語力で正しく行えるのかとても不安でした。そんな中、留学生が一度に集まった時、日本人の学生と出会ったんです。正直なところホッとしていました。それから、手続きは一緒に行ったり、日本食を探しに出かけたり、弱音を吐きあったり、、、また、コロナ禍での帰国も経験した私にとって、慣れ親しんだ言語できっちりと情報共有を行えたことはとても大きかったです。

もちろん、せっかく留学するなら、現地で友達をつくって日本語以外の言語で喋ること、日本語を使わずとも生活することが1番の成長につながります。ですが、情報共有をしたり、不安を解消しあったりできる日本人の友達も大切にすると、安心してより充実した留学生活が送れるのではないかと思っています。