今回の記事では、コロナが流行した2020年から1年の留学生活を送ったお話についてです。
まず初めに、なぜ世界中がコロナの影響を受けている中、私が留学することができたのか。
それは台湾のコロナ対策、そして住民一人ひとりの意識が高かったからです。
私が台湾へ渡ったのは2020年2月14日、そして3月中旬には例外を除き外国人の入国制限を始めていました。
大学内で生活している時も、コロナに対する万全な対策が行われていました。
毎朝寮の前で検温を実施し、平熱であれば曜日ごとに変わるシールを貼ります。
このシールが確認できない場合は、食堂や図書館に入ることはできません。
食堂では机が同じ方向を向き、個人で食べるような態勢が整えられていました。
マスクに関しても、居留証の番号を見て曜日ごとに確実に受け取ることもできました。
学外では、バスなどでマスクの着用が義務付けられ、確認できない場合は降りてもらうというルールもありました。
政府や大学が行った対策に加え、私が最も驚かされたのが住民や学生の意識の高さです。
3月頃に知り合った友人達の中には、カラオケやナイトクラブ常連の友人が何人かいましたが、当時は感染を恐れて全く行かなくなったそうです。
台湾の万全の対策のおかげで、留学当初から安全な生活が送れることができ、知り合った友人にも台中を案内してあげると言われましたが、やはり人の多い場所は必ず避けていました。
コロナ対策について台湾人の方とお話していると、台湾は2003年にSARSの影響を大きく受けていたそうです。
そのため今回のコロナを早期から危険視し、2020年には250日連続で新規感染者ゼロを記録しています。
私は、台湾の政策や早期から一人ひとりが注意して行動に移していたことに、とても感謝しています。
それらの対策のおかげで私は台湾で留学を続けることができ、対面で授業を受けることができました。
そして留学が当たり前にできることではないことにも改めて気付くことができ、時間を大切に過ごすことができました。
いつになるか、まだ分からないけど、また誰もが留学できる日々は戻ってきます。
その時に、コロナのことを思い出して一日一日に感謝して留学してほしいなと思いました。😌